皆さんこんにちは、宮城県仙台市で空調工事やガス工事を行なっている株式会社菜花空調です。
当社はリフォームを手掛けていますが、中でもキッチンのリフォームは人気です。
最新のものは収納が充実していて便利な機能もたくさん。
どのメーカーも、数年前とは比べものにならないくらい素晴らしいキッチンを発売しています。
ここまで機能が充実していると、一体どれを選んだら良いものか、迷ってしまいますよね。
そこで今回は、キッチンのガスコンロの違いについて、特に人気の「パロマ」と「リンナイ」について取り上げたいと思います。
各メーカーの特徴、強みなどを比較してご紹介しますので、ぜひガスコンロ選びの参考にされてください。
なお今回は「比較」ですので、異常高温を防止する「Siセンサー」やボタン1つで調理できる「オートメニュー」など、どちらにも搭載されていて差の出ない機能については省略しています。
リンナイの強み~先進の機能が満載~
グローバル企業として地域に貢献
リンナイは日本の企業ですが、実は9ヶ国で現地生産を行ない、海外16ヶ国にグループ会社を設立するグローバル企業です。
「現地社会への貢献」を基本方針に掲げ、各国の食・住文化の向上に貢献する真摯な企業姿勢は、海外でも高く評価されています。
ドイツ製のガラストップ
リンナイのガラストップコンロの天板には、カメラのカール・ツァイスにも供給しているドイツの世界的なガラスメーカー「ショット社」による、耐熱性ガラス「セランガラス」が採用されています。
美しく、熱や衝撃、耐久性に優れている特長があります。
また、ガラストップが熱くなり過ぎないように、裏面にアルミパネルを装着した独自の「ヒートオフ構造」になっています。
天板への吹きこぼれを気軽に拭くことができ、吹きこぼしてしまったとしても、焦げ付く温度まで到達しません。
独自のスモークオフ機能
グリルで魚を焼くと、どうしても煙やニオイが出てしまい、気密性の高いマンションにお住まいの方には悩みの種になります。
リンナイの「スモークオフ」は、グリル庫内後方の専用バーナーで排煙を焼き切り、ニオイを99%、煙を81%カットします。
スマートフォンとの連携
専用アプリをダウンロードすることで、「食のプロ」たちが監修した豊富なレシピから、プロの調理を再現できます。
下ごしらえさえ済ませれば、火加減やタイミングなどはコンロのオート調理機能にお任せ。
いつもの料理がプロ仕様になり、レパートリーもどんどん増えて料理が楽しくなります!
パロマの強み~実直で高い技術力~
創業100年超の実績豊富な老舗メーカー
パロマの創業は明治44年(1911年)。既に100年以上の歴史を積み重ねてきたメーカーです。
この長い歴史に裏付けられた技術の高さは、注目に値します。
今や標準となった過熱防止装置「Siセンサー」の原型を生み出したのはパロマであり、燃焼熱効率96%というのも世界でもトップクラス。
技術の高さは、現在発売されているコンロでも垣間見ることができます。
強靱なハイパーガラスコート
パロマのハイパーガラスコートは、ホーロー用鋼板の上に2層のガラスコートを重ねることで、ガラストップ天板のような光沢と同時に強度も実現させたものです。
汚れをサッと拭き取れるのはもちろんのこと、重い鉄球を落としても天板に傷1つ付かない強靱さは、業界一との声も多くあります。
またガラストップの「枠(フレーム)」がなく、清掃性に優れているのもパロマ独自の特長といえます。
ラ・クック
2014年頃から各社がチカラを入れているグリル機能ですが、パロマのグリル専用プレート「ラ・クック」は、唯一の「フタあり」です。
フタがあるということは、脂が飛び散らず、庫内が汚れないためお手入れがラク。
魚も焼くときもラ・クックを使え、フタがあることで煙やニオイも大幅にカットできるので、こちらも気密性の高いお住まいで安心できます。
使いやすさの追求
パロマのガスコンロは、調理動線を徹底的に追求して開発されています。
たとえばグリルでは、通常は扉の下に、トレーを引き出す取手がありますが、パロマは扉の上部。
調理中もかがむことなく、グリルを操作することができます。
また操作部には温度や時間などの数値をオレンジ色のLEDで表示。
見やすく、動作しやすい操作部も、パロマならではといえます。
いかがでしょうか。
どれも似たようなガスコンロでも、メーカーによって特長が異なります。
ご自身の調理スタイルに合わせて、後悔のないようにじっくりと選んでみましょう!