皆さんこんにちは、宮城県仙台市を中心にエアコン・空調工事、水まわりのリフォームやガス工事を行なっている株式会社菜花空調です。
浴室暖房乾燥機は、劣化が進むと変な音がしたりうまく作動しなかったりすることがあります。できるだけ長く使うためには定期的なメンテナンスが欠かせません。また、故障の傾向が見られたら早めに対処することが大切です。
そこで、浴室暖房乾燥機の使用中に起こりうるトラブルやその対処法についてご説明しましょう。
浴室暖房乾燥機は、暖房モードでお風呂に入る前に浴室を温めたり、乾燥モードで洗濯物を乾かしたりと、さまざまな場面で活用します。
しかし、機械である以上はやはり寿命があります。使用中に次に挙げるようなことが起きた場合は何かトラブルが起きている可能性があるのですぐに対処しましょう。
・異音がする
使用中にギシギシ・キュルキュルといった音がする場合は、モーター内の部品の劣化が考えられるため、メーカーに修理を依頼しましょう。
・浴室が温まらない
フィルターにホコリがつまっているかもしれないので、掃除機などで吸い取りましょう。
・乾燥機能が弱まった
本体の吸込口や換気口にホコリがつまっている可能性があるため、この場合も掃除機などでホコリを取り除きましょう。
・スイッチを押しても電源がつかない
分電盤のブレーカーが落ちていることが多いので、ブレーカーを確認してみてください。
上記に挙げた対処法を試しても改善しない場合は、メーカーに問い合わせをして点検してもらいましょう。
浴室暖房乾燥機は劣化が進むにつれてどうしてもトラブルが起こりやすくなります。浴室暖房乾燥機の寿命は、使用頻度にもよりますが約10年とされています。その間は数ヶ月に1回フィルターなどの掃除をする必要があります。また、浴室暖房乾燥機は、長期使用製品安全点検制度の特定保守製品です。メーカーが定めた標準設計使用期間の前後3年間には、メーカーによる有償での点検を受けましょう。
かかる費用の目安は、点検の場合で技術料と出張料を合わせて1万円〜数万円ほどです。修理が必要な場合はそれに修理費用が足されます。もし延長保証に入っている場合は無償で対応してもらえるかもしれないため、点検を依頼する前に確認してみてください。
浴室暖房乾燥機の使用中に何かトラブルが起きたとき、フィルターの掃除などで対処できることもありますが、部品の劣化による場合はメーカーに点検・修理を依頼する必要があります。故障かもと思ったときは、早めにメーカーに問い合わせしてみてくださいね。