エアコンは地域によって稼働率が悪いことがあります。室外との温暖差が大きいと、エアコンの働きが悪くなるためです。寒冷地域では、冬に暖房の利きが悪いという問題をどう解決するかがポイントになります。
特に事務所や店舗の場合は、一般的な住宅の部屋より面積が広く、消費電力量も多くなりがちです。また、人の出入りが多いとドアの開閉によって冷気が入り込み、さらに暖房の利きが悪くなることもあります。そんな悩みをお持ちの事業主のみなさまにおすすめしたいエアコンをご紹介します。
霜取り運転?寒冷地でエアコンが働きにくかったのはこれが理由!
「スイッチを押しても温風が出てこない」、「運転が停止していることがある」、「設定温度を高くしても効果が出ない」といった経験がある方は多いのではないでしょうか。その原因のひとつに「霜取り運転」があります。
霜取り運転とは、室外機の熱交換器を暖め、霜を溶かす働きを指します。霜取り運転中は、温風が室内に入ってきません。寒冷地の場合、室外機を置く環境がどうしても厳しくなるため、霜取り運転の時間が長くなり、回数も増えます。寒冷地対応型のエアコンでないと、働きが鈍くなることが多いです。霜取り運転の時間を短くし、暖かい空気がすぐ入るようにするためには、室外機周辺の環境を整えるしかありません。
しかし霜取り運転の時間が短く、復帰が早いエアコンがあれば、そんな苦労をする必要はありません。三菱電機の「寒冷地向けパッケージエアコン『ズバ暖スリム』シリーズ」なら、スムーズに室内を暖め、快適な部屋にしてくれます。
霜取り運転の回数を短縮&スピード暖房!
ズバ暖スリムシリーズは、霜取り運転後、約3分という短い時間で吹出温度が45度まで一気に上昇します。従来機と比べ、霜取り運転からの復帰時間が約半分に短縮し、暖房時間も最大で連続180分に拡大。霜取り運転の回数も削減してくれるため、寒冷地でも暖かい空間を保つことが可能です。
『ズバ暖スリム』シリーズの霜取り運転にはさまざまな工夫が施されています。室内の人の動きを感知し、不在時に霜取り運転を開始。人がいるときの室温低下を抑制してくれます。また1日の終わりに暖房を停止した後、翌朝の暖房立ち上がりを配慮し、霜取り運転してくれる機能もあります。
暖房能力が高いため、外気温がマイナス15度の環境でも室内温度を暖かい状態に保持してくれます。外気温マイナス25度という厳しい環境でも運転可能です。マイナスの世界から室内に入って、一気にポカポカになれば、仕事もはかどるでしょう。
人感ムーブアイで無駄なく暖房できる
今までの店舗・事務所用のエアコンは、天井付近の温度しか感度しない製品が多く、足元が寒いという現象が起きていました。そのため温度設定を上げて、コストがかかるという事務所や店舗も多かったのではないでしょうか。
しかし、ズバ暖スリムシリーズは床温もチェックしてくれるため、温度のムラを防いで快適な室内空間にしてくれます。体感温度が設定され、自動的に消費電力量を削減することが可能です。
「人感ムーブアイ」が搭載された製品なら、3分ごとに360度回転しながら自動的に人の位置を検知し、人が居るエリアを中心的に暖かくしてくれます。店舗や事務所は広範囲に暖房してしまうと経費がかかりますが、従業員やお客様がいる場所だけを無駄なく暖めれば、コスト削減につながります。
ズバ暖スリムでぽかぽかする環境づくりを
寒冷地の店舗や事務所では、防寒対策をしていても、建物の広さによって暖房費がかさみ、電気料金の削減が難しいケースは多いと思います。雪が積もる時期になると霜取り運転の間に体が冷えてしまい、体調を崩してしまうリスクも生じます。
三菱電機の寒冷地向けパッケージエアコン『ズバ暖スリム』シリーズを活用すれば、人の動きに応じて無駄なく暖房が利用できます。お客様に嫌な思いをさせることなく、従業員の作業効率も向上させることができる、画期的なエアコンと言えるでしょう。
事務所や店舗の環境を快適にするために、寒冷地ならではの悩みを解消してくれるエアコンの切り替えを検討してみてはいかがでしょうか?