皆さんこんにちは、宮城県仙台市を中心にエアコン・空調工事、水まわりのリフォームやガス工事を行なっている株式会社菜花空調です。
宮城県では、仙台市を中心にマンションの建設ラッシュが進む状況にあります。今回はその情勢を背景に、エアコン設置工事に関する注意点についてご紹介します。
■宮城県のマンション建設における近年の状況
宮城県が含まれる東北太平洋沿岸は、ご存じのとおり2011年の東日本大震災による津波で大きな被害を受けました。しかし現在はその逆境を克服し、豊かな自然や美味しい海産物など、地域にもともと備わっていた高い魅力を活かす観光スポットとして再び注目を浴びています。
仙台市における分譲マンションストック戸数は、平成 25 年には およそ6万3,000戸となっています。そのうち持家中に占めている割合は 約27%で、平成 20 年からの比較ではわずか5 年でマンション数が5,600戸も増加している状況です。
日本経済新聞の記事によると、2019年における宮城県の住宅地の地価上昇率1位だった仙台市宮城野区小田原弓ノ町は、なんと約15%の伸びを記録しています。ちなみに、前年の上昇率は8.2%でした。この理由としては、仙台駅東口の再開発が進んでいることを背景とし、周辺地域を含むマンション用地の人気が安定して高いことが挙げられます。
また同記事では、不動産鑑定士の千葉和俊氏も「単身者向けの賃貸住宅ニーズが高まっている」との考察を語っています。
■県内の建設業における課題や変化
震災から9年以上経過し、これまで公共工事を主として抱えてきた宮城県内の業者も復興関連工事の減少を見据えた次の動きに出始めています。具体的には、民間工事の受注割合を積極的に増やす傾向がみられる状況です。