畳を床暖房にできる？和室リフォームで「床ほっと畳用」を導入された3つの事例

体を芯から温めてくれるような心地よさの床暖房は、住まいのリフォームや新築時に導入されることの多い人気の暖房器具です。そんな床暖房のことで「和室には使えるんですか」という質問をいただきます。その答えはずばり「使えます」。今回は、実際に和室リフォームで畳部屋を床暖房にしたお客様の事例も踏まえて和室床暖房の魅力についてご紹介させていただきます。

和室リフォームで暖かい畳のリビングに

ガス給湯器大手のリンナイにて「床ほっと畳用」にリフォームしてみました。我が家は古い日本家屋で、家族が集まるリビングは広い畳の和室です。ホットカーペットを使用したり、もちろんコタツも使っていますが、どうしても範囲が限られます。

小さい子供がいるので、遊びに夢中になるとカーペットの上に収まらず、冷え切った畳の上で遊んでいると、カーペットの上に移動させていました。子供はじっとしていないので、やはりまた別の冷え切った畳の上で遊ぶの繰り返し。たまにカーペットの下を掃除すると、何かわからないお菓子のかけらがあったり、おもちゃが入り込んでいたりして、寒い季節は仕方がないものとあきらめていました。

そんな時、友人が畳でも床暖房できると教えてくれたので、家族と相談の上、思い切ってリビングをリフォームしました。宮城の田舎に住んでいますが、畳みが暖かいなんて、もう夢のようです。

温かい床を畳の部屋に

我が家は宮城県でも特に寒い場所にあります。自宅は昔ながらの平屋の日本住宅で、部屋のほとんどが和室です。家族が集まる居間は、電気カーペットとコタツでなんとか寒さをしのいでいますが、一番奥の北側にあるおばあちゃんの部屋がとても寒いのが一番の悩みでした。

電気カーペットは、部分的に熱くなるとか、ストーブは家事が心配だからと、小さなエアコン一つで我慢していました。最近、足腰が弱くなり、寒さもこたえるようになったおばあちゃんのために洋間にリフォームしようかと考えていましたが、畳が落ち着くとのおばあちゃんの強い希望で、リンナイ床ほっと畳用に和室リフォームをしました。

畳でも床暖房ができるなんて、もっと早く知っていたらと思う程、おばあちゃんも家族も大満足です。

和室リフォームで畳に温もりを

宮城県で建築デザイン事務所を経営しています。都会で長年仕事をして、リタイアした後、親戚の多い田舎に住みたいと希望されるご夫婦のリフォームを手掛けました。休みの時に遊びに来る娘さん家族の部屋とご夫婦の寝室、キッチン、居間、書斎と、ご趣味の畑仕事のために土間をご希望されました。

２階建ての１階部分はキッチンを除く、全てが和室で、洋間にリフォームすることも考えましたが、外観の日本家屋に合わせて、和室のまま。２階は娘さん家族のために洋間にしました。奥様が以前の家に住まわれていた時、全室に床暖房がついていたとのことで、和室でも使用できる「リンナイ床ほっと畳用」をリフォームの際、入れることにしました。まさか、畳にできるなんてと、奥様が大変喜ばれていました。

ＲＣ構造の建物や２階には施工できないとのことなので、1階部分での施工にはぴったりだと思います。ご主人の書斎にも使用したので、畳の上にそのままごろ寝できると好評でした。暖かい空気は上にあがり、床は冷えてしまうので、寒い地方では床を温めることが必要だと思います。それが畳にできるとなれば、ご利用される方がたくさんいるのではないでしょうか。

宮城県で和室の床暖房のことなら菜花空調へ

宮城の冬は寒いです。足元が暖かいと身体全体が温まって、動くことが苦にならなくなります。和室の畳は、夏は涼しくて良いのですが、冬の畳の冷たさは皆さんご存知の通りです。ご紹介した方のお話しに共通するのは、やはり皆さん、畳に床暖房ができるとは思わなかった点でした。

畳の部屋が好き、洋室にリフォームができないなど、畳だからとあきらめていた方に、ぜひお勧めしたいのが、この「リンナイ床ほっと畳用」です。和室のリフォームをお考えの方、これから家を建てる方にも、知っていただきたいと思います。電気カーペットと違い、掃除も楽ですし、部分的に熱くなったり、コードに足がひっかかったりすることもありません。ご興味のある方は、ぜひ私たち菜花空調までお問い合わせください。

※仕様上ＲＣ構造や2階には設置できません。
※畳の温水床暖房「床ほっと畳用」。熱源機交換からもご提案可能です。